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ラグのお手入れとカーペットのメンテナンス|カーペット通販&ラグ専門店

お手入れとメンテナンス

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掃除の仕方と汚れの取り方を解説カーペット・ラグ編

どんなにこまめにお手入れをしていてもちょっとした不注意でラグを汚してしまうことも。このページでは、ラグやカーペットの掃除機のかけ方・拭きかた、ほつれや焼け焦げ、汚れの種類と取り方、ご自宅でできる簡単なお手入れとメンテナンス方法を敷物の専門家がご紹介いたします!
基本的には、掃除機をこまめにかけることです。また、力いっぱいに「ゴシゴシ」と拭かなくても、カーペットの拭きかたにちょっとしたコツがあります。

主な内容

  • ラグ・カーペットの掃除機のかけ方
  • カーペットの拭きかた
  • ラグのほつれ・焼け焦げをなおす
  • カーペットの汚れの種類と取り方
  • お手入れ方法【Q&A】
  • お手入れが簡単なおすすめ商品

こちらの記事もおすすめです。カーペットの買い替える時期やお手入れしやすい素材などをご紹介しています。

ラグ・カーペットの掃除機のかけ方

20秒/1㎡

基本的なお手入れは掃除機をこまめにかけることです。ラグやカーペットのパイル(毛足)の隙間に入り込んだ食べ物のカスや小さなゴミやホコリ、気になるダニを取り除くのに有効な方法です。

  • 週に1~2回
  • 逆目にかける
  • 1平方メートルあたり20秒
  • 湿気をためないのが基本

効果的でより掃除機の性能をアップさせるための有効な方法をご紹介いたします。

少ない場合でも週に1~2回

掃除機をかけることが大切

ダイニングやリビングのように人が集まるお部屋は、最低でも週に1~2回は掃除機をかけることが大切です。カーペットを長く清潔に保つには、せめて1週間に2回は掃除機をかけるように心がけましょう。
その際に汚れや痛みを点検しながらメンテナンス意識も持っておくのが大事です。

逆目にかける

寝ている方向に掃除機

コツはパイルの毛並みが起きている方向(逆目)にかけると効果的。逆にパイルが寝ている方向に掃除機をかけてもあまり効果がありません。
ラグの毛を起こすようにし、パイルの1本1本の隙間に空気が通るようにして、ゴミやチリを吸い取ります。毛足の上から押すように掃除機をかけても、ゴミが取れません。

1平方メートルあたり20秒

1平方メートルにつき15~25秒

ダニ対策として、1平方メートルにつき15~25秒を繊維の方向にかけましょう。これで、ダニやその死骸・排出物、ダニのエサなどがかなり吸い取られます。
とくに人がよく歩いたり、座ったり、物を食べたりするところにホコリや角質がたまり、ダニが集まりやすくなります。
ホコリがたまりやすく、風通しの悪い、湿気の多いところを意識して、カーペットに掃除機をかけて下さい。

湿気をためないのが基本

カーペットを長持ちさせるには、まず絨毯を敷いている部屋全体の風通しを良くすることが重要です。天気の良い日は窓をあけてできるだけお部屋に新鮮な風を通しましょう。
ラグは裏返したり下に椅子を入れて持ち上げたりして裏側にも風を通すのがコツ。

湿度が高く湿気が大好きなダニは、乾燥してる場所では繁殖できないので、できるだけカーペットやラグを乾燥させてから掃除機をかけてください。
乾燥させた状態でお手入れをするとメリットも多く、ホコリも取れやすく、製品の痛みも最小限ですみます。

カーペットの拭きかた

カーペットの拭きかた

よく人の集まるリビングなどは、汚れやすいものです。ご使用しているカーペットの表面の汚れが目立つようであれば、効果的な拭き掃除の方法をご紹介いたします。

  • 拭き掃除の手順
  • 毛並みに逆らって拭く
  • 1平方メートルあたり20秒拭く
  • 液体をこぼしたら、吸い取るように叩く

拭き掃除の手順

ぞうきんを用意

水拭きようの布(ぞうきん)を用意します。ぞうきんに水を含ませて、硬く絞ってから汚れた部分を水拭きします。カーペットの汚れが落ちないようであれば、中性洗剤を薄めて使用し、一通り拭けたら、お湯を用意します。
硬く絞ったぞうきんで、上から軽く叩くように中性洗剤が取れるまで拭き上げます。最後に乾いた布やタオルで軽くから拭きします。

毛並みに逆らって拭く

拭き方のコツ

拭き方のコツは、カーペットや絨毯のパイルの毛並みの方向に拭き、次は毛並みに逆らうように、逆方向に拭きあげながら、多方向に力を入れて拭き取るイメージです。
清潔に保つために汚れを拭き取ったぞうきんは、こまめにお湯等ですすぎましょう。大事なラグを掃除機で上から押さえつけて吸おうとしたり、掃除機の先で叩きながらお手入れをされている方がいますが、パイルが痛んでヘタリやすくなるので、かえってゴミ類が取れにくくなります。

目安は1平方メートルあたり20秒拭く

衣類用の中性洗剤

ホームセンター等で販売している住宅用や衣類用の中性洗剤を使います。天然繊維のウールカーペットなら、繊維の特性を損なわないためにウール専用の洗剤がおすすめ。
使用する洗剤の種類として、水性や植物性なら拭き取りの際の洗剤の残りを抑えられます。できれば、繊維の性質を変えてしまう界面活性剤(表面活性剤)の入っていないものがベスト。

普段のお手入れ

衣類用の中性洗剤

こまめに掃除機をかけてホコリやダニがたまりやすいので、こまめに掃除機で取り除きましょう。
乾燥した日に水に濡らして固く絞ったタオルで表面を拭くのも効果的です。汚れの種類や程度によってメンテナンス方法が異なります。

ラグやマットに防ダニ機能が付いていないものもあります。そんな時は、殺虫剤を使わずにダニを退治するには、市販されているラグ類の下につねに敷いておく無害なダニ取りマットを使ってみても。

ラグのほつれ・焼け焦げをなおす

毛のほつれ

ちょっとした不注意で大切なカーペットが焦げたり、ながく使用しているとパイル(毛)や縁のほつれも。応急処置として以下の方法を試してください。材質にもよりますが、応急処置で被害を最小限に抑えることができます。

  • ほつれの直し方
  • 焼け焦げの直し方

ほつれをなおす

ほつれをなおす

カーペットの毛足からほつれを見つけても、引っ張らないようにしましょう。とくに1本の繊維で織りあげたフィラメント糸の絨毯は、その周辺に大きなダメージを与えます。対処方法としてハサミで回りと同じ長さにカットしてあげます。

焼け焦げをなおす

焼け焦げをなおす

現代のラグに使われている素材のほとんどが合成繊維です。万が一、タバコで焦がしてしまった場合の対処方法はパッチワークです。熱に弱い合成繊維のポリプロピレンやアクリル素材はタバコの熱でパイルが溶けているので、溶けた部分をハサミで切り取ります。

次に、お部屋の隅、ベッドや家具の下など目立たない箇所のパイルもハサミで切り取っておきます。そして焦がしてしまった部分に、乾くと透明になるエマルジョン系(木工用ボンド)を塗布して、切り取ったパイルを詰め込んでいきます。
生きた繊維のウールの場合は、焦げた部分を古くなった歯ブラシ等でこすって、カーペットに掃除機をかけておけば大丈夫です。

ラグ・カーペットの掃除機のかけ方

20秒/1㎡

カーペットの汚れの原因として、以下の日常生活品が最も多いです。これらも応急処置になりますが、対処するタイミングや汚れの程度によっては劇的に改善することもあります。

  • クレヨン・靴ズミ
  • キャンディー・チョコレート
  • ガム
  • 醤油・ソース
  • コーヒー・紅茶
  • ビール・酒類
  • 口紅

効果的でより掃除機の性能をアップさせるための有効な方法をご紹介いたします。

クレヨン・靴ズミ

クレヨン・靴ズミ

ベンジンを古くなった歯ブラシにつけ、カーペットやラグの汚れたところを軽く叩くように、ぬるま湯で拭きます。

キャンディー・チョコレート

キャンディー・チョコレート

布かタオルで拭き取り、乾いてからブラッシングし、中性洗剤が残らないように、固く絞った綺麗な布でもう一度拭きます。
または、ホウ砂粉末をまき、20分ほど冷水に浸した布で拭き取ります。これが乾いたら電気掃除機で吸い取ります。

ガム

ガム

まるめながらつまみとり、シンナー等で拭き取ります。取れないときは、ドライアイスで冷やし、固まったものを粉にして取り除きます。

醤油・ソース

醤油・ソース

布かタオルでできるだけ吸い取り、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で拭きます。洗剤が残らないように、固く絞った綺麗な布でもう一度拭きます。

コーヒー・紅茶

コーヒー・紅茶

布かタオルでできるだけ吸い取り、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で拭きます。洗剤が残らないように、固く絞った綺麗な布でもう一度拭きます。

ビール・酒類

ビール・酒類

水で絞った布か、スポンジなどで吸い取ります。洗剤が残らないように、固く絞った綺麗な布でもう一度拭きます。

口紅

口紅

ベンジンかアルコールでこすりとり、拭き取ります。そのあと中性洗剤を溶かしたぬるま湯でたたくようにして拭きあげます。

お手入れ方法【Q&A】

お手入れ方法【Q&A】

カーペットの汚れに関する悩みや、お手入れの方法に悩まされている。そんな、よくあるお悩みをご紹介します。
みんなはこんなカーペットの汚れやメンテナンス方法のことで悩んでます。ご購入前やご購入後までタメになる、最近情報をチェック!

  • ひどい汚れがついてしまったら?
  • 洗剤やベンジンは使っても良い?
  • 泥汚れはどうしよう?
  • カーペットの抜け毛の対策方法は?
  • ダニを発生させないためには

ひどい汚れがついてしまったら?

汚れの種類によって対処方法は変わりますが、まずは汚れを広げないことです。あわてて水をつけたティッシュペーパーで力を入れてゴシゴシ擦ると、かえって汚れは広がってしまいます。
カーペットを傷めないように、周辺から汚れの中心に向かって拭くことが大切です。

洗剤やベンジンは使っても良い?

カーペットに封着した油汚れには、洗剤やベンジンが頼りになります。カーペットを傷めそうだけど使ってもいいの?洗剤やベンジンは、上手に使って油汚れを落としてください。きちんと薄めて、少量使うことが大切。
色落ちが心配な場合には、家具の裏などの目立たない場所で確認してから使いましょう。洗剤は必ず中性洗剤を使ってください。汚れに対してたたくようにして拭き取ります。

泥汚れはどうしよう?

元気なお子さんが出入りすると、どうしても家に上がってしまうのが泥汚れ。汚れたからと言ってすぐにカーペットをこすっちゃダメ!まずひどいところをていねいに取り除きましょう。
それからドライヤーでよく乾かします。泥は土ですから、乾いてしまえば取れやすくなるもの。古歯ブラシなどで軽く叩いてほぐしたら、掃除機でらくらく吸い込めますよ!

カーペットの抜け毛対策とは??

多くの人が心配しますが、実はカーペットから毛が抜けることは実際ほとんどないのです。抜けたように見えるのは「遊び毛」といって、製造工程の残りだったり、パイルが削れてできたもの。買った当初は見かけますが、素材にもよりますが、何度かお掃除すれば気にならなくなります。

カーペットの毛ぼこりは、抜け毛ではなく、ホコリの集まったものです。まめにお掃除をして、ホコリがあまりたまらないようにしたいものですね。ナイロン素材のものは遊び毛がほとんど出ません。

ダニを発生させないためには・・・

ダニは畳や毛布などあらゆる場所にいますが、条件さえ断てば繁殖は防げます。その為には、
■ 掃除機かけを1週間に2回以上はすること。特に夏場、大掃除をするのも良いでしょう。
■ 外の空気を入れて、風通しをよくする。湿度が45%以下の場合、湿気を好むダニのほとんどが死滅してしまいます。
■ 掃除機は、できるだけ能力の大きいものを使用し、人のよく通る場所は、念入りに掃除します

お手入れが簡単なおすすめ商品

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